いわて雪まつりの歴史
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いわて雪まつりの歴史

12基のかまくらから

牧歌的情緒にみちた小岩井の地で雪を利用し、岩手にふさわしい冬のまつりをつくろうと、雪原に12基のかまくらが灯った。続いて雪像も登場。昭和46年八月県営小岩井有料道路が全面開通するなどモータリゼーションの波及と共に岩手の雪まつりへと歩みだしました。

「小岩井の雪原を利用して岩手らしい冬のまつりを作れないものか」そして「冬の岩手にも観光客を誘致できないものか」。こうした夢から
昭和43年第1回雪まつりは、名称を「小岩井かまくら」とし開催されました。夕暮れとともに12基のかまくらに火が灯り、雫石あねっこがワラグツ姿で登場し、ジンギスカン鍋を入れて入場者にサービス。ささやかなスタートを切りました。

昭和44年第2回には「かまくらまつり」を岩手の冬まつりとして盛り立てようと、昭和43年10月に「小岩井かまくらまつり協賛会」が結成されました。 この回から、陸上自衛隊岩手駐屯地や当時の国鉄、地元の観光関係者の支援もあってかまくら61基のほか、“ウルトラマン対ゴジラ”などの雪像12基がお目見えし雫石あねっこによるアトラクションなども行われ、マスコミ等にも取り上げられたこともあり約17,000人の入場者で賑わいました。

昭和45年第3回では、岩手国体開催も控えスポーツ関係の雪像も多く登場。

昭和46年第4回は、「小岩井かまくら」を「小岩井雪まつり」に名称変更して開催されました。

昭和47年第5回は、雪まつりを広域化し、より発展させようと「小岩井雪まつり」から「岩手雪まつり」へと変え、行政と民間が一体となったいわて雪まつり実行委員会が発足し、岩手を代表とする冬の祭典としてスタートしました。 この頃にはわずかな「かまくら」で始まった雪のまつりも、関係者の努力で、多彩にして多様な「岩手雪まつり」へと発展し、その名は県外にも広く知られるようになってきました。

第1回 かまくら▲第1回 かまくら
第1回 雫石あねっこと七面鳥▲第1回 雫石あねっこと七面鳥
第2回 不来方城の再現▲第2回 不来方城の再現
第8回 家族雪像制作コンクール▲第8回 家族雪像制作コンクール
第10回 金色堂と雫石あねっこ▲第10回 金色堂と雫石あねっこ

高速交通時代の幕開け

高速交通時代の幕開けの
昭和53年第11回開催では「横手かまくら」「弘前城燈籠まつり」などと共に“みちのく五大雪まつり”として首都圏を中心にPRを展開し更に広域化されました。 雪像も華やかさを増し、白い幻想の世界に花火が打ち上げられたのもこの時期からで、みちのくの代表的な冬のまつりとして脚光を浴びるようになりました。

第13回 銀河鉄道999雪像▲第13回 銀河鉄道999雪像

昭和55年第13回は、暖冬、雪不足、強風雨に泣かされた前年とは打って変わって、絶好のコンデション。まつりの主役となる雪像は一般から雪像名募集で人気の高かった、ドラえもん、銀河鉄道999、がんばれタブチ君、孫悟空など15基。人気のマンガの雪の芸術品や、70トンの氷を使った大氷像もお目見えしました。

昭和57年第15回からは、15周年を迎えたことを機に、雪と親しめるまつりを志向として基本テーマを設定し、毎回ストーリー性を持たせた企画を展開して好評を得ました。また岩手県観光推進実行委員会が共催となり、確固たる支援、協力、協賛態勢と相まって、名実とも“岩手の冬のビッグイベント”として定着してきました。

そして平成25年
わずか12基の「かまくら」からスタートした雪まつりも、今回で第46回を迎えました。 岩手の風物詩として、みちのく五大雪まつりの岩手代表として脚光を浴びるまでになった岩手のビッグイベント。 会場も小岩井会場ほか、雫石まちなか会場よしゃれ通りでも開催され初の2会場開催で、いわて雪まつりのさらなる発展を遂げるイベントとなることでしょう。

第15回 イーハトーブの世界▲第15回 イーハトーブの世界
第15回 氷像▲第15回 氷像
第16回 南部曲家 雪像▲第16回 南部曲家 雪像
第19回 あいさつを言うたけし猫まねき▲第19回 あいさつを言うたけし猫まねき

いわて雪まつりテーマの変遷

実施年 基本テーマ シリーズテーマ 各回テーマ
1982 昭和 57 15 雪あそびと童話の世界   イーハトーヴの世界
1983 58 16   岩手民謡の世界
1984 59 17   冒険の世界
1985 60 18   不思議の国
1986 61 19   メルヘンへの扉
1987 62 20   僕らのファンタジーランド
1988 63 21   つくろう!僕らの街を
1989 平成 元年 22   雪・・・イーハトーヴのメッセージ
1990 2 23 旅立とう!
新しいイーハトーヴを探して
シルクロードの旅
1991 3 24 ヨーロッパの童話の仲間たち
1992 4 25 アメリカ物語
1993 5 26 集まれ世界の仲間たり
1994 6 27 ワープマシンでいく、
雪のワンダーランド
恐竜の国
1995 7 28 伝説の国
1996 8 29 イーハトーヴ伝説の国
1997 9 30 未来への国
1998 10 31 マジカルツアー・
僕らも地球探検隊
森の大陸
1999 11 32 水の楽園
2000 12 33 風と翼の王国
2001 13 34   遊んじゃお!おもちゃの王国
2002 14 35   遊んじゃお!雪(ゆめ)夢スタジアム
2003 15 36   遊んじゃお!まるごと岩手
2004 16 37   わんぱくに還ろう、おてんばで行こう
2005 17 38 見て、ふれて、遊ぶ、
岩手の冬
  雪とあそぼう!ふしぎの国の遊園地
2006 18 39   雪のサーカス団がやってきた!
2007 19 40   雪の冒険王!
2008 20 41   雪の森の音楽会
2009 21 42   集まれ!みんな地球の仲間たち
2010 22 43   さあ、おはなし雪ひろばへ!
2011 23 44   探検?発見!まるごと岩手
2012 24 45   もっとずっと元気!いわて夢パーク
2013 25 46   おもしろい!頑張る岩手の冬
2014 26 47   PLAY SNOW!来て見て触って雪と遊ぼう!
2015 27 48   あそぼう!メルヘンの世界
2016 28 49   夢ロマンいわて宝島

※1.基本テーマと、年度ごとのサブテーマ(ストーリー)を設定し企画展開し始めたのは昭和57年からである。
※2.第42回よりイベント名を「いわて雪まつり」に変更、ロゴデザインに雫石町・小岩井農場と会場名を記載。